4kago
Top カゴ釣りの部屋 |
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カゴ製作 |
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軽量カゴ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
カゴウキ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
カゴオモリ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
釣果 黄色は60cm超 赤色は70cm超 |
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カゴ釣り開始当初の度重なる仕掛けの喪失と、しばらくこれと言った製作物がありませんでしたので、時間つぶしにカゴ釣りの「カゴ」の製作にチャレンジしました。なにせカゴ釣りはまったくの初心者、カゴの機能・構造の理解からスタートでした。最初の思い違いは、カゴ内部のコマセは本体横の穴から出るものと思い込んでいました、ですから第1号の製作の前に試作したものは、径50mm塩ビパイプを適当に10cm程カットし、本体を穴だらけにし、上蓋を接着固定し、下部蓋はコマセ入れのため取り外し可能として、中心にシャフトを通し、丸錘10号を付けたもので、それはそれは大変お粗末なものでした。もちろん実釣でも使用しましたが、なにせ重くて飛びません、力任せに投げライントラブルも重なり、即時、海の藻屑となりました。随分なめたことをしたものです。反省・・・・。 | ||||||
くやしさのあまり本腰をいれることとなりました、カゴの機能の理解が必要不可欠でした、幸いにもやなやんから安く譲ってもらった市販品がありましたので、研究材料としました。カゴ本体は上カゴと下カゴ、及び錘で構成され、上下のカゴは内部に通されたシャフトを上下します。コマセを入れる時は逆さまにして下カゴを引き上げてコマセをいれ、投げるときは上下のカゴをしっかり閉じて遠投することとなります。投げられたカゴは、シャフトに固定された錘、下カゴ、上カゴが密着して飛んでいくようです。着水時は水の抵抗により錘が先行し、下カゴ、上カゴが密着したまま、錘に引かれるように海中へと入って行きます。海中では抵抗の少ない錘が先行し、上下カゴは閉じたまま設定の棚に到着します。棚に到着すると、下カゴは内臓された錘により丸錘まで沈下し、上カゴは内臓された浮力材により浮上を維持し、上カゴと下カゴが分離され、孔から水流を受けてコマセが放出されます。 | ||||||
まずは得意のHP検索、関連サイトはずいぶんありました。材料の選定から開始です、本体材質はコマセを入れ、錘を付けて投げることとなりますので、相当な重量となり、着水時には大きな衝撃が予想されます。軽量で堅固、かつ加工がしやすい材料が必要となります。カゴ自作HPで頻繁に材料で使用されている「イレクター」なるものを発見しました。もともとはガーデニング用品として使用されるものらしいのですが、形状、寸法、材質と条件にあてはまるようです。さっそく部材・工具を調達して組み合わせを考え第1号試作品を製作しました。 |
第1号試作品 |
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@トップ部の製作:図のようにJ-50Bを15mmカットし、ハンドドリルでセンターに径3mmの穴を貫通させる。長さに余裕をもたせたガイドパイプを3mm穴に挿入する。上部に空気を密閉するため、サークルカッターで切りだした径28mmのスチレンボードで蓋をするように接着固定する。この際、シャフトがセンターを通るように注意しなければなりません。シャフトを通し回転させて、ブレが無ければOK!上部から出たガイドパイプの廻りを瞬間接着材で接着・固定し、余分な部分をカットする。 | |||||||
A胴体部の製作:J-23Bを半分の40mmでカットし、トップ部と専用接着剤で接着する。 | |||||||
B上カゴの穴開け:カゴ本体は直径32mm、長さ55mmとなるため前もって穴開け用の型紙を作っておきます。この型紙をカゴに貼付け、最初に3mm程度の穴を開けておきます。次に必要と思われる穴サイズのドリルで穴を拡大して行きます。穴サイズは自由となりますが、接着部分の穴開け加工は不向きなので、接着部を避けて穴を開けるようにします。必要な穴開けを終えたらカゴ全体を旋盤で紙ヤスリで整形します。 | |||||||
C下カゴの製作:インナーゴムに10mmでカットしたイレクターパイプをかぶせ、余分なゴム部分をカットする。インナーゴムのセンターに径3mmの穴を貫通させる。トップ部と同じように回転させた時にブレが出無いようにし、長さに余裕を持たせたガイドパイプを挿入接着させる。インナーゴムの内部が空洞になっているため、浮力を落とすために、空洞を埋めるように適当なガン玉を入れ接着固定し、ぐらつかないようにスチレンボードで蓋をするように接着固定する。イレクターパイプの外側にJ-50Bでカットした部分(約5mm)を接着し、上カゴの受け部分を作る。
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Dシャフトの加工:使用したシャフトは全長250mm(ネジ部20mm)となっているため、下から2mmナット、丸錘、2mmナット、下カゴ、上カゴ、クッションビーズ、ビーズを入れ、コマセを入れるのに十分な長さを確保し、サルカンに取り付けるための輪を作り余分な部分をカットする。 | |||||||
E装着される丸錘は6号〜12号を用意し、釣り場での状況で変更可能です。 | |||||||
第1号試作品は8月10日の桑川堤防で使用し、釣果を上げることができましたので、カゴ機能的には問題はないと思われます。 | |||||||
第2号試作品 |
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第2号試作品は下カゴ部の改良です。ゴム部分をプラスチック部品(J-110AS)に置き換えたもので、加工も簡単で、全体重量の軽減もでき形状もすっきりしました。また、下カゴ部分の容積が減少し、かつ内部に最大で約4号分の錘を入れることができるので、丸錘の号数を落とすことができました。しかし飛ぶ距離にはあまり影響は無いようです。下カゴの一部を切削し、おもりの一部が収まるようにしました。画像部品にはイレクターパイプ+約2号相当分の錘がホットボンドで埋め込まれて整形されています。また錘をシャフトに止めるナットも錘本体に埋め込みました。試作品は8月17日、25日の実釣行で使用し、25日には釣果を上げることとなりました、私の常用仕掛けです。 | |
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下カゴの製作詳細 |
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下カゴの使用材料となるJ-110ASに、エレクターパイプ(幅10mm)と28mm用ジョイント(幅10mm)を被せ接着し、センターにパイプを通す穴(径3mm)をあける。丸錘の一部が収納されるように、J-110ASの一部をカットし、丸ヤスリで整形し、空間にホントボンドを充填し、再度整形し丸錘が収まるようにする。 |
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HFW カゴスペシャル |
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改良型は第2号試作品をベースにして、飛ばし屋Kの要望で錘部を覆い空気の抵抗を少なくすることにより飛距離を伸ばそうとしたものです。丸錘は錘部J-50BSに接着固定します。2mmナットを錘本体に埋め込み取り外し可能としました。また、上カゴの空気密閉部をスチレンボードから塩ビ板に変更しました。これはコマセを入れる際に、シャフトが押され蓋替わりとしたスチレンボードが破れてしまったため、堅固な塩ビ板に変更しました。下カゴ部は新たにJ-145S(t=3mm)を錘部に採用し、かかる衝撃にそなえる予定です。改良型はテスターKへ提供してあり、実釣行では未使用で次回釣行での使用となるようです。 | |||||||||||
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最終型 |
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かなりの紆余曲折がありましたが、現在の部材を使用しての製作性、使用性、機能性から下記最終型に到達しました。当該最終型においても、コマセ入れ口が狭く入れずらい、シャフトがピアノ線なので使用後の水洗いが必要、全体重量が80g前後(10号錘装着時)と重いなど未だ改良の余地はかなり存在しますので、今後の課題です。 | |
32mmバージョン |
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径32mm、以外と簡単に出来てしまいました。上カゴはJ-50Bと径32mmジョイントとのすり合わせでJ-50Bの切削には少し苦労しましたが、ブレも出る事無くすんなり収まりました。下カゴはJ-110ASに28mmイレクターパイプ、28mmジョイント、32mmジョイントの構成となりますが、やはり28mmジョイントの切削が必要となります。本体カゴ長は当初60mmを予定していましたが、全体重量増加を懸念して50mmとし、下カゴもできる限り短くしました、28mmを見慣れたせいか少しずんぐりですが、これで内容量30%増加とするならば十分に機能を果たしてくれそうです。飛びの面では当然断面積の少ない28mm径が優勢と思われますが、28mm径は丸錘10号で81g(本体重量44g)、32mm径は丸錘8号で76g(本体重量46g)となり思った程の重量増加になっていないようです。双方とも利点欠点を有し、様々な場面で使い分けることも必要となるでしょうから、実釣での使用が楽しみです。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ワイヤー仕様 |
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28mm、32mmの使用感モニターのため、テスターのK及びやなやんに供給していますが、28mmを好んで使用している飛ばし屋K(5号竿使用)の感想は、カゴの飛びは市販品と遜色なく使用できるとの事、また、あくまで真鯛狙いで少しでも多くのコマセを投入したいとして32mmを使用しているやなやんから(5号竿使用)は、満足できる容量となったが、使用後のシャフトの錆が気になるとの指摘があり、供給時にその旨は伝えてありますが、私も使用1日後の錆は予想をはるかに超え、上下カゴの動きを妨げるほどでしたので、使うたびに、カゴを解体してシャフトの錆を落とし給油していました。ですから”なんとかせにゃならん”と常々代替え品を模索していました。その結果、現在使用しているネジシャフトに替えてステンレスワイヤー(径1.5mm)を使用(末端処理等不安材料はありますが)することにより、使用後水洗い程度で済むようにすることとしました。 | |||||||||||||||||||||||
1.5mmワイヤー端に5mm長、内径2.0mmのアルミパイプを通してペンチのカッター部でかしめ、丸錘の穴を径3.0mmで深さ10mm程まで拡張しワイヤー先端部を叩き込み固定する、念のため瞬間接着剤によりワイヤーが通る穴の上下を接着する。カゴ本体上部先端は一般的に使用されるアルミスリーブでワイヤーを折り返して固定し、スナップサルカンを通す輪とする(圧着ペンチが無いので、未施工)。ネジシャフトからの変更で、状況に応じた錘の変更ができないデメリットが生じます。メリットとして中心を通るシャフトに邪魔されコマセ入れが面倒だったものが、柔軟性を持つワイヤーに替えることで入口が広くなり楽になる、シャフトが錆る心配が無く、使用後のメンテナンスが楽になる。どう見てもメリットの方がポイント高いですね〜。今後の製作はワイヤー仕様となる予感。この仕様の使用感は次回釣行のお楽しみです。 | |||||||||||||||||||||||
今回ワイヤーを扱いましたが、その加工処理で一番苦労したのは、ワイヤーをカットした場合の末端処理です。当然ワイヤーは切断すると切断部分がほつれてしまいます、径2mmのパイプも通りずらくなってしまったり、パイプ内に傷を付けてしまったり、作業中に幾度か指に刺さり痛い思いをしました。ステンレスのハンダ付け処理も考えましたが、専用のハンダ・フラックス・こてが必要となるようで出費がかさみます。私のような素人でも簡単にカット、末端処理ができる方法が見つかりましたので、一度試してください。切断部分のほつれを未然に防ぐにはカットする部分にあらかじめ瞬間接着剤を染み込ませておくことで、切断後のほつれがほとんどありません。上記画像左下のワイヤーの切断箇所のようにほつれも無く、曲げたりパイプ内を通す作業も楽になりました。このカゴ製作作業でのワイヤー末端は下側は錘に強制挿入されカバーに覆われてしまい、上側はアルミスリーブで圧着され内部に治まりますから、露出する部分はありませんので、ステンレスハンダ付け(やって見たい気持ちは山々ですが)までは必要ないようでした。 | |||||||||||||||||||||||
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たまご型遠投カゴ |
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こんなかわいらしい遠投カゴを見つけました。南紀の釣具屋さんが製作・販売しているようです。つい2個(オモリ負荷3号)ほど注文してしまいました。実は浅場での軽量カゴをさがしていたのです、水深一ヒロ程の場所で、10号以上のカゴをたいそうに投げるには少し大げさかな〜・・・・。でも、上カゴにフロートが付いておらず、下カゴに錘が固定されており、移動するのは上カゴのみ、いまいち使用法が理解できませんので、今まで作ったカゴ構造に改造しました。 | ||||||||
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自前たまご型カゴ |
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ついでのカゴうき |
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軽量カゴを作れば当然次に必要なのが、軽量カゴ用うきとなり、このうき製作にも挑戦することとなりました。うき本体の材料となるのが発泡ポリなるもの、これも硬質と軟質があり、ど素人が触っていいのが軟質発泡ポリのようでしたので、20mm、25mm、35mmを調達してみました。御親切に外径3mm、内径2mmパイプも入っています。さてこの本体をあの流線型に加工するにはどうしたら? 検索、検索、アイロンで削る!? 理解不能!! 半信半疑でさっそく小型アイロンの手配。誘惑にめっぽう弱い私のような人間が、なんでもネット通販で手に入ってしまう恐ろしさ・・・・、合わせて羽のt0.5mm塩ビ板の手配。本体材料と羽材料が到着し、アイロンもそろい本体加工開始です。まずは25mm発泡ポリを約10cmに切断、付属のパイプを接着剤を付けて通し、接着剤が乾くのを待って旋盤に設置。アイロンのスイッチON、なかなか熱くならないアイロンですが、5分もすると結構な高温、本体を回転させアイロンを近づけ接触させていくと、なんと!削りかすが飛ばされています。削るというのはホントだったんです!。旋盤回転も少し高回転の方がきれいに切削できるようです、なんとかイメージ通りの流線型らしく切削ができました。次に羽の加工ですが、円形カッターで0.5mm塩ビ板を直径4cmで切り出し、更に半分にカット、2枚の円形板で4枚の羽の出来上がり、少しでも重量を軽くするために3枚羽仕様とします、パイプに3枚の羽根を瞬間接着材で固定していきます、あまりの面白さに直径3cm、直径5cm、4枚仕様もついでに作ってしまいました。羽は蛍光塗料での塗装としましたが、当初下地塗装を手抜きしたためきれいに発色せず失敗!。加えて冷え込む暗い夜間の塗装でもあり、納得のいく塗装では有りませんでした。下地塗装もしてなんとか塗装を終え、羽部のパイプに2mmカーボンロッドを通し、本体パイプに挿入接着、ロッド末端を固定して完了、羽が回ります。だからどんな効果を生むのか、邪魔になるのかさえ皆目不明・・・・。先端部に適当に切断した穴あき錘を付け2mmピアノ線を通して本体に接着、HFWシールを貼って本体保護にクリヤー塗装をして完了です。さっそく風呂場へ直行、3号オモリを付けたカゴをウキにぶら下げて恐る恐る入れてみます。浮きました、本体の上部4分の1程を残して見事に浮いています。これで大方の浮力の目安がつきました、35mm物で12号、15号程度のものもできました。 | ||||||||||||||
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たまご型遠投カゴ改良 |
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平成26年5月18日の試験釣行で判明した障害(着水の衝撃により下カゴが上カゴに入り込んでしまう)の改善を余儀無くされました。もとより本体カゴとしたプラスチックカプセルは加工時に割れてしまうなど、衝撃に対する強度不足を不安視ししておりました。本来であれば本体材料となるカプセル材料の代替えを模索するところですが、このカプセル材料が50セット単位の販売で、まだまだ数多く残っていることから、この材料をなんとか活かすためにも、上カゴと下カゴの接合部の改造で対応することとしました。最初に接合部損傷状態を見ると損傷個所は次の通りでした。 | |||
損傷状態 |
対処 |
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@ |
斜めに着水した場合、上カゴくち部分が衝撃で歪み、下カゴが入り込む。上カゴくちにひび割れは無い。 | 現在、上カゴくち寸法丁度としている上カゴを受ける下カゴの塩ビ板を少し広くする。 | |
A |
上カゴに下カゴが当り、衝撃で上カゴくち部分がひび割れを起こして下カゴが入り込む。 | 上カゴのくち部分に衝撃を吸収する材料を取り付ける。下カゴの塩ビ板に張り付けのいずれか。 | |
B |
下カゴの上カゴ受けの塩ビ板(0.5mm厚)が欠けてしまい、上カゴに入り込む。 | 衝撃に耐えられるよう塩ビ板を厚くして強度を出す。 | |
損傷状態を見ると、上カゴくち部分、下カゴ受け部分の双方の改善が必要と思われ、下カゴ部については上カゴを受ける塩ビ板の厚さ及び広さを見直すことが必要と思われます。上カゴ部くちについては、衝撃吸収材として2mm厚スチレンボードをパッキン状態に貼付けて衝撃を吸収させる。 | |||
左図のような改造となります。早速今晩からでも作業に入ります、改造後使用状況は次回釣行に試験釣行で確認します。 |
軽量遠投カゴ本体材変更 |
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5月24日酒田離岸堤 たまご型軽量カゴ試験釣行において、補強にもかかわらず全壊状態となってしまいそのたまご型カプセルの使用は不可能と判断せざるを得ませんでしたので、当初より遠投カゴ材料としてきたイレクター材に戻すこととなりました。個人的には丸みを帯びたたまご型カゴは3号磯竿での遠投が可能で、大変お気に入りでしたので、これをあきらめるのは苦渋の決断となりました。そこで強固なイレクター材での軽量カゴ製作に再挑戦です。 | |||||||||
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上図面は28mmイレクタージョイントJ-50Bを使用、上カゴ本体外形は破線のようになっていますが重量の軽減を図るため青色実線のように切削することとしました。ジョイント本体肉厚は約3mmとなっており、これを強度を損なわない程度の約2mmまで流線型に切削します。最初に先端に3mmの穴を開け、本体部に4mm〜8mmの穴を数か所開けた後、本体を旋盤に固定してヤスリで外形を流線型に整えて行きます。先端部は比較的肉厚のため、「こんなに削って大丈夫かな〜」と思う程削ってもまだ厚みが残りました。本体下部は旋盤にくわかせているため切削に苦労します。下カゴは28mmジョイントJ-145に28mmジョイントパイプの端材を10mmにカットして接着し、パイプ内部に板オモリを貼付け、センターに3mmのパイプ穴を開け、水抜き穴として4mm穴を4箇所に開け外形を整形して完了。ワイヤーの通るプラパイプを接着固定し、3号丸錘を固着したワイヤーを通し末端加工をして完成。全体重量は34.4g、内容量は内径28mmで深さ約30mmですので、18.46cm3となります。本当に小ぶりでオキアミが十分入るか疑問です。 | 上図面は28mmジョイントでの内容量不足が懸念されるため、補うために32mmジョイントを延長45mmとして使用した場合で、製作方法はほとんど変わりませんが、28mmジョイント外形は約34mm、32mmジョイント内径は32mmと接合部での多少が加工が必要となります。内容量は内径約32mmで深さ45mmですので、36.17cm3となり、28mmジョイント使用の約2倍の容量を確保できます。3号磯竿での遠投ですので、切削での軽量化が課題となりそうです。また、下カゴは下図のようにジョイントJ-110Aを使用することもできます。この場合はイレクターパイプが下カゴ用オモリとなるため、オモリ取り付け不要です。 |
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現行使用カゴ |
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オモリ負荷5号以下の軽量カゴにうつつを抜かし続け、釣果を全く出せなかったことが長期間続き、その理由の一つがあまりにもコマセ投入量が少ないことではないか?との疑問から、再度遠投カゴを見直し、内径32mmのイレクター使用のカゴを製作し9月6日の釣行に臨みました。今までの32mmイレクター使用では筒長50mmとしていましたが、70mmまで延長することにより、40cm3から56cm3へ内容量を約40%増加することができました。またオモリについても今まで使用していた10号丸オモリから、下カゴ内臓のオモリ分を含めて仕上がり10号(実質は画像は6号丸オモリ装着)とすることで、遠投時にも重量面で支障の出ないようにしました。4号遠投竿での遠投にもコマセを含んでの実質重量負担は減少しており、素直で正確な遠投が可能となりました。また、カゴのコマセ放出量が一気にできるだけ多くなるように、あわせて軽量化ももくろみ、側面すべてに直径8mmの穴を開けました。また、効果があるか否かは明白ではありませんが上カゴ上部に給水口4箇所(径4mm)を設けました。遠投ウキについては、その浮力測定は丸オモリの直接負荷のでみで計測していましたが、うねりや潮の流れにより予想を超える余負荷が必要となるようで、画像のウキは15号オモリ(12号カゴ用)としていたものですが、前記カゴ使用時にうねり等に負ける事無く、その役目を果たすこととなりました。また視認性の向上のため羽も今まで半径4cm以下としていたものを5cmで切り出し、かなり見やすくなりました。釣果にも恵まれたことから早速増産し、今後酒田での使用カゴ・ウキは当該仕様となります。ウキについては、メンテナンス等の都合により、胴体本体及び羽部分の交換が可能な構造としています。 | |
逆光用遠投ウキ |
酒田釣行では、風向きにより陸側、沖側と釣りポイントが変わりますが、沖向きの場合は太陽を背に向け、ウキも明確に見ることができますが、陸向きに竿を出す場合は朝方を除いて釣行時間帯のほとんどが太陽と向き合うこととなるため上からの太陽光と海面からの反射光をまともに受けることとなり、ウキの視認性はかなり悪化し、見失う事さえありました。Kの情報で巷には「真っ黒なウキ」があるとの事、半信半疑で胴体、羽すべてを黒塗装したウキを作り、実釣で使用したところ、逆光で眩しい海面にくっきりと黒く、ウキの姿を確認することができました。 |
カゴ釣りで使用する道具 |
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予備の竿・リールを準備すると結構な荷物になりますが、荷物は4つにまとめ、両手に持てる範囲にしています。竿については、非力な私は仕掛・リールが軽量な3号竿を使用したいのですが、酒田では向い風の状況が多く常用竿はオリムピックの4号竿(Kが中古で探してきてくれ、大変安く手に入れました。27年10月27日釣行時破損のため現在はダイワ剛弓マダイ)、10号カゴでの釣行となっています。リールは軽量な遠投用リールのプロカーゴSSが常用です。カゴ釣りを始める前は椅子に座っての〜んびりした釣りを予想していましたが、いざ始めると結構忙しいのなんの、攻めの釣りであらゆる状況変化等に対する集中力が要求され、時間の経過がアッというまで、すっかりはまってしまいました。 | |||||
がまかつストレート竿ケース |
遠投竿 |
ダイワ |
剛弓マダイ3.5号遠投 常用 | 外ガイド | L=5.3 |
ダイワ |
インプレッサ4号遠投 予備 | 外ガイド | L=5.3 | ||
ダイワ |
インプレッサ3号遠投 予備 | 外ガイド | L=5.3 | ||
竿受け |
石鯛用竿受け及び自作延長50cmステンレスピトン及びダイワ竿受け | ||||
6m、滅多に使う事はないのですが・・・・ | |||||
ヒロキュー40cmバッカン |
クリアバック(ダイワ:シールドクリアバック) |
リール |
14プロカーゴSS遠投 予備として自宅待機 | 4500番 | ラインPE4号 |
18プロカーゴSS遠投 常用 | 4500番 | ラインPE4号 | |||
天秤・タオル・ウキシャフト・予備スプール | 針・ハリス一式、針の擬装第2弾 | ||||
自作10号カゴ×4 | |||||
カゴ用ウキロング・標準,羽根:オレンジ・黄色・黒・白 | |||||
防水ポシェット1 |
水温計・ストップウォッチ・風力計・デジタル秤・仕掛ケース×2・ハサミ類・針はずし・塩分測定器 | ||||
防水ポシェット2 |
予備針・針巻き器・電気ウキ・ウキ止糸・フカセ仕掛・各種電池類・予備キャスティンググローブ×1 | ||||
雨具 |
最近の突然のゲリラ雨対策に準備、めったに使いません | ||||
たも |
折畳み、45cm枠 |
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クーラー |
竿掛けホルダー付き・自作コロコロ装着・釣果シール | ||||
内寸60cm×26cmの大型を追加しました。付け餌ホルダー設置。新調しての初釣果シール追加。 | |||||
コマセバッカン(ダイワクリア小バック) |
コマセ詰めじょうご・コマセハサミ(コマセはオキアミ+アミミンチを使用) | ||||
ぼうず逃れ15cm水丸バケツ、そろそろくたびれてきたので新調が必要です、さらにコンパクトな角バケツを新調しましたが小さすぎました・・・・。 | |||||
付け餌入れ(保冷?、現在は市販品を改造したものを使用しています。付けエサはボイルオキアミ+α) | |||||
折り畳みパイプ椅子 |
年寄りには必需品です、日除け傘付きのイスを新調しました、風がある時の使用は厳しいですね。 |
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自重430gと軽量になりました、使い慣れた丸型ハンドルに交換、ラインローラー用ベアリングも追加しています。 | ||||||||||||||||||||
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35Lクーラーを新調しての初釣果シールをカッティングシートとテプラで手作りしました。 |
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令和元年シーズン、ようやく釣果シール追加(最大サイズ)することが出来ました。 |
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令和2年シーズン初の大真鯛シールを追加しました。 |
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クーラーボックスコロコロ装着 270710 |
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めったに有りませんが、自宅水槽用に鮮魚運搬の際、短距離でも年々衰える筋力が悲鳴を上げ数十メートルの距離を休みながら運ばなければならず、その必要性を痛感していました。市販のコロコロは荷物になりかなりかさばるため、「どうにか・・・・」とこんなものを作ってみました。とは言っても部材の大半は加工依存ですが・・・・、予想を遥かに超える費用となりましたが、必要な時だけ装着できる利便性を考慮すると「ま〜いいか〜」。現在アングルを残して調達済みとなっています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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現行軽量カゴ・ウキ |
基本的な本体構造は10号カゴと全く同じですが、上カゴのサイズ長が実効50mmと10号カゴの容量の約70%、装着するオモリは3号(総重量44g)か5号(総重量51g)で、使用遠投竿は3号となります。 |
いずれも5号負荷に耐えられるウキで、上が通常使用のもの、下が逆光用のものです。 |
ウキ・カゴの多仕様化の予感・・・・ |
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今までの釣行の中で、カゴ・ウキを使用していて、気が付いたのですが。現行仕様カゴ・ウキでは対応しきれない状況がありました。来シーズンに備えて準備します。 | ||||||||||||||
潮の流速の強弱 | 潮の流れが強い時は、カゴが流れを受けて時間を置かずコマセがほとんど放出されてしまっていると推定される事。流速が強い時程、パラリパラリと放出させたい。このように流速が早い・強い場合カゴ側面の穴数が少ない仕様とし、弱い場合は穴数の多い仕様としてコマセの放出をコントロールしたい。 | |||||||||||||
餌取りの程度 | 餌取りが多い場合一気にコマセを放出してしまい、一層餌取りを集めてしまっていないか? こんな場合放出を抑制するため側面穴数の少ない仕様を使用、付けエサが残るような餌取りが少ない場合は、最大限にアピールするために穴数の多い仕様を使用したい。 | |||||||||||||
風の状況 | 向い風の場合、現行カゴでは風に負ける場合があり、カゴ全体重量を重くしたものを使用したい。追い風の場合・無風の場合は通常標準オモリ仕様を使用で問題は無い。現行ウキについては、向い風の場合仕掛から遅れてしまう事があり、抵抗となっている可能性がある。こんな場合胴体をスリム化し、また羽の大きさを小さくして抵抗を下げたい。 | |||||||||||||
上記のような、状況の変化等に対処するために、カゴについては、現在仕様のカゴを標準として、側面の穴数を減少・増加(穴数が多く加工の不安)させたもの、装着オモリの号数を上げたものの3種類の増加。ウキについても胴体の径の小さいもの(容積は変えず)、羽の径を小さくしたものの2種類の増加とします。 | ||||||||||||||
カゴ | @上カゴの穴数 | 少(33個) |
標準(66個) |
多(84個) |
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A装着オモリ | 標準(6号) |
重(8号) |
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カゴの多様化に従い、ウキの多様化も必要となりました。 | |||||||
ウキ |
@羽径 | 減(60mm) |
標準(80mm) |
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A胴体 | 細(30mm) |
標準(35mm) |
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現行使用ウキ |
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現在使用しているウキは、初期に製作したものを使用しています。 | |||||||||||||||||
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カゴ釣行での留意点 |
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私がカゴ釣りをする場合に、次のように特に気をつけている点があります。私なりの思い込み等もありますので、あまりあてにはなりませんが・・・・。今後気が付いた点は追加していきます。 | |
時合 |
真鯛の時合の時間帯としては、干潮あるいは満潮前後の2時間の時間帯を時合とみなして、潮の動き具合を良く把握し投入ピッチを早め、集中モードに入る。付けエサが残り始めた場合は上記時間帯にかかわらず集中モード突入。時刻帯としては午前8時頃と午前10時頃としています。 |
時合に入ると魚全体の活性が上がるようで、真鯛以外の魚でも、アタリが出たり掛り始めたら要注意です。 | |
仕掛 |
ハリスは3m以上、潮流の流速が早い場合、沖目を狙う場合はさらに長くする、でも、私のハリスはいつも二ヒロ3m(29年釣行からは2ヒロ半、約3.8mを取っています)でハリスを作ります。 |
コマセ | カゴに詰めるコマセはシーズン前半の7月までは餌取りの数も活性も少ないため、とにかく集魚に徹することとして、私はそのためにオキアミ+アミミンチ+磯マダイ集魚材+アジ粉+イカ粉等あらゆる添加物を加えて真鯛にアピールしています。しかし、シーズン後半の8月以降は餌取りの活性も盛んでコマセはオキアミのみか少量のアミミンチを加えて餌取りの興味を避ける方が良いと思われます。 |
投入 |
真鯛の層は基本底(酒田の場合水深約15m〜20m)として、棚取りを正確に行う。自作ウキのほとんどは非自立としており、数回の仕掛投入によりウキが立つぎりぎりの棚を出して、そこから潮流により50cm〜1m程度浅くして釣行に入る。しかし、あまり底周辺にこだわらない、自然に潮流に仕掛が馴染めば鯛と遭遇する機会は多くなるようです。 |
潮の変化のあるポイントを攻める、ウキ、海面の状態、波、海鳥等のあらゆる現象に注意を払いそのポイントを見極める。 | |
潮の流れを把握して、ポイントとする箇所(ウキが立ち、仕掛け、付け餌が馴染む箇所)の少し上流へ仕掛けを投入する、潮の流速等によりその距離は変化します。潮の動きの変化に常に注意して、緩んでいた潮が動き出した場合は好機と捉えて投入箇所をさらに絞り、投入ピッチを上げる。 | |
出来るだけ仕掛けを正確に同じポイントへ入れてコマセを撒く、基本中の基本となる重要項目です。 | |
竿を振ってコマセを放出する場合(カゴ穴からコマセを放出するカゴタイプ)は、仕掛けの馴染みを確認し、その後付けエサが沈むのを待って、一気にコマセを放出させる。釣行開始から1時間は前記のようにコマセを意識的に放出させポイントを作りますが、その後は潮流等によりカゴから自然に放出されるに任せています。自作カゴはしゃくって仕掛を引いてしまうとカゴ下部が上り蓋をしてしまうのでしゃくってのコマセ放出は不要で、軽く仕掛けを揺らす程度で上カゴの浮上を促す程度です。 | |
仕掛投入後は餌取りが多い場合など、仕掛投入直後に付けエサが無くなっている可能性が高く、そのまま放置していても真鯛が掛かる可能性は著しく低くなるため、まめな付け餌チェックをして、残っていないようなら仕掛けを入れて置く時間を少し短くし、突然付けエサが残り出したりする変化をしっかり観察する。活性が上がる夏場は付け餌の残り具合に限らず、いきなりのアタリが出る場合がありました。 | |
釣行開始から餌取りがすでに集まっており、投入のたび付けエサが残らない状況の場合、アジ等が入ると付けエサが残り始め、真鯛の掛かるチャンスも大きくなるようです。また、釣行開始から付けエサが残る場合は、すでに付近に真鯛が待機している可能性が大きく、慎重に投入ポイントに仕掛けを集中する。 | |
遠投 |
遠投する場合、仕掛の重量を竿に乗せることを心がけて、竿のしなりを最大限利用することで省力遠投が可能となる、7月4日の釣行の際、後方のスペース(防波堤端に立って竿の長さギリギリ)に制限のあるポイントでの釣行で体感・理解でき、疲労度はかなり軽減されました。 |
風等の影響を受けない場合は、仕掛け発射角度をおおむね45度として、追い風の場合はその角度を大きくする事により、飛距離を稼ぐことが出来る。向かい風の場合は、角度を小さくし、詰めるコマセ量を多くしてカゴ総重量を増加させることにより、比較的に風に負けずに遠投が可能となる。 | |
表層の潮の流れ、横風の影響を受ける場合は、道糸が風等に流されないように調整し、コマセポイントから付け餌が外れないようにする。そのため風・潮が強い場合などは、一日中手持ちの場合があります。 | |
合わせ |
基本的に合わせは向こう合わせですが、ウキが入り、竿に魚信が出たところで針掛かりを確実にするため、道糸を張った状態で大きく合わせます。※2度ほど連続で針外れでのバラシがありました、バラシの原因として様々考えられますが、結局のところ「掛りが浅い」と思われます。状況を振り返るといずれの日も真横からの風があり、ウキが入り、ラインが引かれたのを確認して合わせを入れていますが、終盤の最後の抵抗の所で同様の抜け方をしています。手応えからそれ程(大型50cm以上)では無い。これからすると大型魚は自重・自力が強いため餌を咥えて走れば針は自動的にしっかり刺さってしまうため、大型魚での針外れは今まで皆無。針外れの2度とも目視でウキの入りを確認し、ふけていたラインが引かれて行くのを確認し、合わせを入れているにも関わらず同様の結果となりました、原因として横風によりPラインにふけが出ており、十分な合わせになっていない事が予想され、結果的に横風の場合は要注意(巻取開始後、再度追い合わせを入れる)のようです。 |
針の擬装 |
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真鯛を狙って釣行を重ねるも、釣れない時期が3カ月間も延々と続き、その手立てを失っていた頃に、WEBで真鯛釣りを検索していた時、真鯛釣りにもサビキ釣りがあることを知り、サビキ風に遊び半分に作ったものです。しかし、この擬装針を使用したところ、その後偶然にも連続して釣果が出てしまい、以降使用し続けています。通常の針仕掛けでも釣果は出ていますから、この擬装針の効果の程は不明です。 | ||||||||
使用針は9号・10号金で、ハリスは軽量カゴの場合は3号、10号カゴの場合は4号を使用します。ルアー製作用品コーナーで見つけた、細い毛のようなものは水中に入ると広がり、抵抗となって潮流を捉え、空気を蓄えた蛍光パイプで重い真鯛針が沈み込むのを防いで、付けエサが真鯛の目にとどまる機会を多くしているのではないかと思われます。(あくまで個人的な感想・見解です)また、毛のようなものが付けエサの周りにあることで、餌取りの邪魔をして、いくらか餌持ちを良くしている可能性もあります。と言っても、餌取りが居れば、しっかり餌は無くなってきます。目玉印は細い毛を針に固定(ハリスを侵さない発泡スチロール用接着剤を使用)するために、便宜上装着しているものですが、これも何か効果があるかも知れません。この仕掛け、やなやん・Kが珍しそうに見ますが、冷ややかな笑いを浮かべて去って行きます。信じる者は救われる・・・・。現在は蓄光パイプは装着していません。 | ||||||||
鯛ラバの予定があって(いまだに鯛ラバ釣行が実現していません・・・・)、鯛ラバ作りに没頭していて、ふとスカートのヒラヒラはカゴ釣行にも使えるのではと、画像の針を27年10月17日の釣行に使用してみました(沖側、内海側での釣果時使用)、当初長めに取っていたスカートもオキアミの体長の倍程度に短縮したものの、しっかり釣果が出ました。このおかげかどうか疑問ですが、またバリエーションが増えそうです。これもやなやんの厳しいチェックでばれてしまいました。 | ||||||||
参考に現在釣行に準備している針の画像です。いずれもハリスは3m、フロロカーボン4号以上で、針は真鯛9号、真鯛10号、真鯛11号を潮流によって使い分けしています。
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軽量カゴ自作オモリ装着 |
28mmイレクター部材使用の自作オモリ18g(ゴールド塗装をしてみました、猫どもにいじられてすでに塗装が剥げています)装着の軽量カゴです、現在ワイヤーの在庫が無く未完成です。3号竿での遠投を目論んでいます。イレクターJ-50Bに20mm分をプラスして、実効容積は37cm3と他の軽量カゴ(31cm3)より若干増加させました。 |
遠投カゴ ”金さん・銀さん” |
いままで制作したカゴは全て黒つや消し塗装でしたが、巷にはカラフルなカゴがあるようで、暇にまかせてメタリック調のゴールド、シルバーを塗装してみました。いずれにしろ堤防の上を転がり回りますので、このままでいる保証はありません。魚の反応はいかに? |
カゴうき塗装、暇にまかせて・・・・ |
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暇にまかせて、カゴうきもこんなことを・・・・。本体は軟質発泡ポリをアイロンで整形し、着色後水性シーラで防水処理を行います、ある時、真っ黒いウキ本体をぶら下げていると、目の前にあったコーラのボトルと重なり、さっそくボトルからラベルを剥ぎ取り貼付けてみました。当初はラベル貼付けに接着剤を使用したため、シーラーとの相性が合わず、収縮してしまったりして、貼付け面にむらがあります(上の2個)。その後、本体をシーラーにどぶ付けし、ややなま乾きの時点でラベルを張り付け、その後数度シーラーでコーティングすることにより、綺麗に貼り付けることができました(下1個)。いずれも15号負荷となっています。いつも私の釣行では「コーラ」は欠かせず、愛飲しております。上二つはウキのロストが多いKに、下のカゴ・ウキのセットはやなやんにそれぞれ贈呈します。もちろん自分用にも2個用意しました。 | ||
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カゴコマセ詰め 270614 |
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カゴにコマセを詰める時にスプーンや小型トングを使用していましたが、なかなかうまく詰める事ができずストレスを感じていましたので、下のようなじょうごを製作して使用してみた所、大変スムーズでした。
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コマセ台 270729 |
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カゴにコマセを入れる際、椅子に腰を下ろして地面に置いたコマセバケツ(ダイワクリアバック小)からコマセを詰めていますが、なにぶん腹が邪魔をして、息を止めて一気に済ませなければならず、大変不便を感じていました。(だったら、余分な腹の肉を取れ〜という話ですが・・・・) | ||||||||||||
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ウキ足改良 270614 |
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自作ウキのスナップサルカン取付部はピアノ線材を無理やり曲げて製作していましたが、使用していてもどうにかしなくては・・・・、と常々思っていました。過去にHPで見た記憶がある、金属パイプでの製作でしたが、取り付け強度に不安を感じて躊躇していたところでした。実釣で2日ほど使用しましたが、抜け落ち等の強度の不安は全くありませんでした。
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カゴ釣行の釣行準備手順(カゴ初体験のS氏へ) |
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@ | 釣座がきまったら、イスをセットして、釣行の邪魔にならないように荷物を配置する。 |
A | タモの柄にタモ枠・網をセットする。 |
B | クーラーボックスに竿受けをセットする。 |
C | 使用する竿を用意し、リールをセットする。(ドラグの調整はラインを手で引いて回る程度で、弱からず強からず) |
D | ラインをガイドに通す、全てのガイドにラインが通っているか確認する。 |
E | ウキ止めシモリ玉を通す、ウキスイベルを通す、からまん棒をセット、30cm程度間隔を取ってライン末端にスナップサルカンをしっかり結束する。 |
F | ラインに取り付けたサルカンを天秤にはめる、カゴを取り付ける。 |
G | 天秤のクッション先端にハリスをしっかり結ぶ、ハリスに傷、折れが無いか確認し、ウキを取り付ける。 |
H | リールのベールを起こしラインをフリーにして、ガイドを直線に揃えながら竿を伸ばす、おおよその棚の位置にウキ止め糸を結ぶ。 |
I | 水汲みバケツに手洗い用の水を汲む。 |
J | オキアミを3分の1を(約1kg)コマセバッカンに出し、アミ等を適量出して全体にまぶすように軽く混ぜ込む、オキアミ・アミの残りは日光の当らない所に保存。 |
K | 付け餌を付け餌ケースに半分移す、残りはクーラー内で保存。 |
L | カゴにオキアミを詰め、ワイヤーを引き上げて下蓋をしっかり閉じる。 |
M | 針に付けエサを付ける、遠投に耐えられるように餌の胴体中心にしっかり針を通す。 |
N | 穂先からカゴまでの距離(通常1m前後)を取り、リールのベールをしっかり起こし(遠投ミスはベールが遠投の動作中に戻ってしまい、ラインが止められる事によるラインブレークが多い)、穂先に仕掛けの荷重を感じながら竿のしなりを意識して力まずに竿を振る、この場合竿は振り抜かず約45〜60度の位置で止める(この角度が仕掛放出の角度となり、風の影響を受けない時は約45度、追い風の時は約60度で仕掛けを高くすることで距離が延びる)。 |
O | 仕掛が着水し、絡みなどが無い事を確認しながらラインを送り出し、仕掛けが馴染んでウキが立ったら糸ふけを取り、竿受けに置く。ウキが立ち、水深に余裕があるようであれば仕掛を回収して、棚を50cm程度深くとり、再度遠投しウキの状況を見て、ウキが立たなくなる棚ギリギリを出して、そこから50cm〜100cm程度(潮流により調整)浅くして本格釣行開始。ウキが立たないようならば仕掛を回収し、棚を50cm程度浅くする。ウキが立つまで繰り返し、ギリギリウキの立った位置からさらに50cm〜100cm程度(潮流により調整)浅くして本格釣行開始。仕掛投入後、リールドラグがある程度緩んでいる事を必ず確認する。 |
P | ウキが消し込むのを椅子に座ってじっと待つ。ただウキを眺めるのではなく、ウキの動きからポイントの風の状況(風向、風速)、潮の様々な状況(流れの方向、流れの強弱、二枚潮等)を読み取り、ポイントの絞り込み、その後の遠投に活かす。釣行開始当初約30分間は約30秒程度で仕掛を回収して、付け餌の残り具合を確認し、残らないようであれば仕掛け投入ピッチを早めにする。残るようであれば、他の釣り人の邪魔にならない範囲まで、しっかり仕掛けを潮の流れに入れて置く。 |
Q | ウキが海面に入ったら2秒程度待つ、アジやチャリコ(真鯛の子)の場合は再度ウキが浮き上がって来てしまうため。それでも浮いてこない場合は竿を手にとり、緩めていたドラグを2回転程絞める、ラインの余分な糸ふけを取り、ラインが張ったところで竿全体でじっくり合わせる。魚信を感じる事ができたら一定のリズム(ポンピングは瞬間的にテンションが掛からない場合があり、針外れの可能性が出るので常にテンションを感じながら巻き取る)でリールを巻き取る。巻き取り最中にドラグが空転してしまう時はテンションを掛けながらさらに少しドラグを締め込む。真鯛は最後の最後まで抵抗するため、タモに入れるまで気を抜かない。 |
黒い弾丸 |
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向い風に悩まされる釣行が続き、向い風でも安定した飛距離と方向性を出せるようなカゴ・ウキをと思い、本体28mm、全体重量75g、10号負荷のスリム型カゴと本体と羽をスリム化したウキ(1号オモリ装着)を試作してみました、カゴ内部容量は現在使用の32mmカゴと同等としました。 | |
27年8月12日の釣行で使用しましたが、あまりに風が強く向い風での釣行では使用でき無かったものの、思わぬ利点を見い出すことができました。@仕掛回収時の海中、海面での抵抗が減少した。A仕掛の馴染みに要する時間が短縮された。試用当日のコマセはアミを使用せざるを得ませんでしたが、穴数を減少させ上部に集中させたことで着水時の衝撃でのアミコマセの放出も少なく、棚までアミコマセを届けることが出来たようです。今後通常使用も可能との感触を得て、「黒い弾丸」と命名しました。 | |
ステンレスシャフト |
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日頃よりウキシャフトの錆には悩まされていましたが、同様仕様のステンレスシャフトを入手することができました。8月12日釣行で使用し、その後確認しましたが錆は一切発生していませんでした。ピアノ線シャフトの倍以上と少し高価なのが痛いところですので、今の所他への供給は停止していましたが、チェックの厳しいやなやんに見つかってしまいました。 | |
らせん状カゴ穴加工 |
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仕掛回収の際、現在使用中の84穴数のカゴを回収している時にかなりの水しぶきを上げていることからも、海面でカゴの抵抗がかなりあると思われることから、カゴを回転させることによりその抵抗を減少させられないか?との思いから画像のような穴加工としてみました。まだ釣行での試用はありませんので、使用感は後日。 | |
8月23日釣行で試用しましたが、思惑通り本体が回転しますが、回収時の抵抗に驚異的な変化は無く、むしろ回収時のカゴ抵抗を減らすには、穴数を減少させるか本体をスリム化したほうが効果的のようでした。 | |
追い風対策ウキ |
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10月27日釣行で比較的強めの追い風により、ウキへのラインの絡みが頻発してしまいました。追い風の場合通常より遠投の発射角度を大きく取り、風に乗せるようにしていますが、ウキへのライン絡みは今までも時折り見られた現象ですが、今回のように頻発(10投中4回程)する程では有りませんでした。今回は風向(東南東、遠投方向は西)・風速(4〜5m程度)がライン絡みに最適な条件となってしまったようです。前回改良はシャフトエンドのプラネジに絡みつく現象でしたので、羽の末端を切り取ってプラネジが羽の末端から出ないようにして、それなりの解決を見ていました。今回の絡み部分はウキ本体と羽の間で、原因として考えられるのが、比較的強い風で遠投時に必要以上(通常は遠投時にウキへの抵抗を適度に逃がす役目を果たしていると考えています)に羽が回転してしまっているのではないか? ラインも風によりスプールから余分に引き出され、この羽の回転がラインを巻き込んでいるのではないかと思われます。 | ||||||
対策@ |
羽の回転を無くす | 現在ウキ本体と羽の間に、しもり玉をセットして羽が回転するようにしていますが、これを取り去る。これは簡単に実験することができますので、次回釣行時に試してみたいと思います。 | ||||
対策A |
羽を小型化する | 絡み時に使用していたのは、追い風により遠投距離が延びることを考慮して、視認性を確保するため、大き目の半径40mmで製作したもので直径80mmを使用しましたが、通常使用の直径60mmで試す。 | ||||
対策B |
ウキ形状の見直し | 今後対策@、Aで解決しない場合は下記図のように本体と羽部分の隙間を無くすようなウキ全体形状の見直しも迫られます。来シーズンに備えてシーズンオフにでも製作してみます。 |
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保冷付け餌入れ 20170422 |
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昨年までの釣行で不便を感じていた付け餌入れを作ってみます。不便箇所:@ボイルオキアミを入れたタッパー等では片手での蓋の開け閉めが不便、A日光にさらされて鮮度が低下、Bクーラー上に置くため不安定、C現在使用中の保冷用の餌箱はかさばり収納に不便。とりあえずこの辺を解消した付け餌入れを目指します。 |
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@ |
ワンタッチで開閉できる仕様とする。私は右利きで針を右手で持つため、左手で餌箱を開閉するのがスムーズで、押すだけで開いて、再度押すだけで閉じる機能が効率的かと思われます。もちろん簡単な構造が条件です。 | |||||||||||
A |
日光を遮断し、かつある程度の保冷機能を持たせる。 | |||||||||||
B |
クーラー或いはイスの適当な場所に仮固定できる機能を持たせる。イスは昨シーズンまで使用してきたイスはかなりくたびれてきたため、今シーズン用に新たなイスを調達してありますので、こちらと相談です。 | |||||||||||
C |
当然オキアミで汚れているため海水での洗浄に耐え、かつ収納スペースを取らないことが条件となります。 | |||||||||||
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完成しました、図面のような試作品を経て改良点がみつかりましたので改良後の完成品です。本体構造体スチレンボード(厚2mm)、外装両面アルミ保冷シート(厚1mm)、外装幅100mm×奥行70mm×高さ40mm、内容量幅90mm×奥行60mm×高さ30mmで162mlです。開けるボタンを前面に設置したのは、側面では片手での操作は難しいことが判明しましたので、前面に移動しました、下段左端画像のように左手だけで押える事ができます。ボタンを押すとスプリング(上段画像中央の黒いバネ、本体側のみ固定)で一定角度まで蓋が跳ね上がり開きます、閉じるときは上蓋を押えると閉まって固定されます。片手での操作が簡単にできるためBの固定は考慮しなくとも良いようです、使用感は後日2017年シーズン釣行開始以降となります。 | ||||||||||||
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ライト装着 20170510 |
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基本的には私は暗いうちは釣行をしませんので遠投用の電気ウキは必要ないのですが、夜が明き切らずに釣行を開始する場合があるためLEDライトを装着できるようにしました。遠投ウキの羽は蛍光色で塗装していますが、曇りの時など視認性が悪い時も使えるかも・・・・。 | ||||||
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7月30日、8月5日早朝釣行開始時に約30分程度装着使用しましたが、アタリも確認でき支障無く釣行が可能でした。 | ||||||
ライト装着2 20210321 |
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第一弾のLEDライト装着で実釣において一応使用可能となったものの、ピン型バッテリーの容量不足と光度に十分な満足が得られず、第二弾の製作となりました。今回使用したのは下図(左画像)の低廉の電気ウキを使用するものです。バッテリーはLR41のボタン電池3個直列となり、使用可能時間は実釣で確認することとなりますが、電圧が4.5V以上となり光度は得られるものと思われます。また、下図(右画像)のように夜間時はLEDライト装着、昼間時は羽装着が出来るようにしました、そのために発泡材内部に取り付けベースが必要となり、ウキ2個で一式の製作となります。 | |
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夜間仕様(14.9g)のウキとなります、多少の荒れでも沈み込まないように浮力は15号以上を確保しています。LEDスイッチはねじ込むと通電するようにしました。 | |
本体、昼間用羽、夜間用LEDライトです。 | |
令和3年6月2日実釣行試用で致命的な欠陥発覚となりました。自宅での水密実験では何ら支障が無かった頭部のねじ込み部分から水漏れが発生しました。これによりLED配線等がショートし、思いのほか短時間で消灯してしまいました。仕掛回収時やアタリでのウキの消し込み時に水面下5m以上の水中に入り、水圧に耐えきれていない模様です。ねじ込み連結部分の改良が必要となり模索中です。シールテープの巻き付けで解決することが出来ました。 |
ライト装着3 20220404 |
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信頼性の低い水密構造の改善に限界を感じ、今回は水中ライトのウキへの装着を試みました。ライト部はイカ釣り等で使用する水中ライトで、眉唾ものですが水深300mまでの耐水構造とうたわれています。確かに構造体の肉厚も厚く3mm以上で重量もかさみますが、二重パッキン構造となっており、今度は期待できます。試作第一号はHFWテスターのKへ提供し、光の具合、水密状態、電池の使用時間等、釣行に耐えうるか試用を依頼しました。 | |
ボタン電池1.5v3個使用で4.5v仕様となっており、スイッチ切替により早目の点滅、常時点灯が選択できます。電池容量は暗いうちの数時間の釣行で複数回使用可能と推定できます。 | |
今までの釣果シール(平成29年まで、60cm以上)です、通販で入手した真鯛の形のシールにテプラで釣果年月日、場所、サイズを記載しクリア塗装で保護しています。 | ||
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竿が入っていたケースで作った羽ケースです。いままでカゴ本体と一緒にクリアバックに入れていましたが、本体の塗料が羽に付いてしまい汚れるため、別ケースとしました。 |
カゴとウキ本体を収納する防水ポーチです。 |
1.7mmのステンレスシャフトですが、以外と柔軟で曲がりやすいので塩ビパイプに収納してバックに収めています。下からオモリ無し、真ん中が0.3号オモリ装着、上が0.5号オモリ装着と飛びを調整します。 |
現在はカゴ・ウキそれぞれを下の画像のようなポリ容器へ収納しています。40cmバッカンに並べて収納できます。 |
back 釣行組立 |
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棚取り | @潮の動きを確認し、想定される棚より深く棚を設定しスタート | |||
Aカゴ内のコマセが全て放出されるのを確認されるまで1mづつ順次棚を浅くする | |||||
B棚を潮の動きによって緩いときは1m、早い時は50cm浅くして釣行棚決定 | |||||
Cひと流しして仕掛が馴染みウキが直立するのを確認。二枚潮、うねり、風等の影響を考慮 | |||||
コマセ | @潮流が強いと思われる場合は十分コマセを詰め、緩いと思われる場合は8分目 | ||||
A準備期は投入後早期仕掛回収、付け餌の残り状態から餌取りの状況を確認 | |||||
B投入箇所を前後させ設定棚で付け餌が残る地点を探ってみる | |||||
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仕掛投入 | @仕掛の馴染み終わるポイントは正面として、潮の流れに応じて上流に仕掛投入持続 | |||
A仕掛投入箇所を1点に集中を維持 | |||||
Bエサ取りが活発な場合、付け餌が残る棚まで順次50cmづつ浅くしてみる、竿一本以上浅くなるようであれば、順次1mづつ当初棚に戻していく | |||||
C餌取りに負けず小型魚に惑わされない、小魚のヒット棚をキープする | |||||
D大型マダイは50投に一度の機会と覚悟する | |||||
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@投入ピッチを早め(3分間を目安)、付け餌から状況の変化を読み取る。コマセは7分目 | |||
Aこの時間帯は棚は動かさない(過去の経験から収拾がつかなくなる) |
大型クーラーボクス付け餌BOXホルダー 290915 |
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発泡保冷付け餌入れを製作し使用していましたが、不都合が発生しましたので改めて考慮することとなりました。 | |||
不都合点 |
@保冷効果が思ったより期待できない、開閉が頻繁なためか保冷効果を感じることはありませんでした。 | ||
A軽量で風の影響を受ける、やや強めの風を受けると餌箱ごと飛ばされる。 | |||
B耐使用回数が少ない、スチレンボンドが使用後の温水の洗浄に耐えられず、メンテナンスが頻繁に必要。 | |||
上記の不都合点を解消するため、付けエサ入れは市販のもの(過去にすでに調達済み)を改造することとして、大型クーラーに取り付けるための折り畳み式の付け餌ホルダーを製作しました。 |
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改造前餌箱 画像は販売元から | 餌箱改造@ 上蓋上面にアルミ保冷シート装着と各所シールド | ||
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餌箱改造A 内部水切りネット | 餌箱改造B ベルト取付部他切削 | ||
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餌箱ホルダー | |||
クーラーボックスの取っ手を倒して保持部分を挟み込んで取り付けます、クーラー本体と接触する部分はゴム板を接着してスライドしないように安定させました。もちろんコンパクトに折り畳むことが出来ます。9月16日釣行(20Lクーラー)で使用しましたが、餌の取り出しもスムーズで安定性がありストレスの無い釣行が出来ました。 | |||
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反転カゴ 20190622 |
度重なる釣行中止で暇を持て余し、生餌(小アジ)を入れることが出来る反転カゴを作ってみました。本体は接着剤容器(外径39mm、長さ95mm)を使用し、オモリは板オモリ(37g)を巻き付けて接着固定、シャフトはステンレスネジシャフト(径1.7mm、カゴウキでシャフトとして使用の物を加工)を使用しました。小アジに針掛けして頭から入れて投げることとなります、まっすぐにぶら下がりませんので超遠投は期待できませんが、そこそこの飛距離は出ると思われます。使用感は後ほど掲載いたします。 |
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改良:オモリとした鉛部分が遠投時歪んでしまうため、真鍮板で補強しました |
針の擬装Vr2 20190623 |
今までの擬装は針に固定する方式としていましたが、釣行途中で根掛り等で針先が鈍くなった場合、ハリス共々全て交換しなければなりませんでしたが、擬装部分のみが交換できるため、針のみの交換を可能としました。イカゴールド数本の中に赤、オレンジ、緑、グローを入れてあります。 |
見ずらいですが、ラバーを束ねたチューブの中に内径0.5mmのチューブを通してあります。ハリス6号程度までは通すことが出来ます。 |
剛弓3.5号仕様カゴ |
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剛弓3.5号が釣行で常用となっていますので、通常の10号カゴ゙とは区別して製作しています。カゴ形状は全く同じで、コマセ容量も同一ですが、製作する場合に通常の10号カゴ(4号竿使用)は負荷オモリのみで10号(37g)としていますが、非力な私でも遠投時の負担をなるべく減少させるために、剛弓3.5号仕様は負荷オモリと下カゴに仕込んであるオモリとの合計で37gとして、さらに軽量化するために穴数も20%増しの84個となっており、約15g前後の全体重量の差があります。総重量は70gです。竿自体は5号から15号の負荷に十分耐えることができますので、いずれかのカゴを使い分ける事が可能となります。 | |
70g仕様使用する場合 | |
追い風で軽量な仕掛でも遠投可能な場合、潮が緩く仕掛の馴染みに障害が無いとみられる場合、二枚潮等での表層の動きが少なく糸ふけに影響しない場合は70g仕様としますが、これらの条件を満たさない時は85g仕様を選択しています。 | |
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ピンク塗装カゴ |
以前に「特にピンク色が見えない(見づらい)ってことが広島大学とサンラインの調査で判明」とのWEB情報を見つけたのを思い出し、つや消黒一色としていたカゴの塗装をピンクに変えてみました。信じる者は救われる!!です、令和元年後半あたりから使用しており、自信を持って言えるほどの効果は無いようですが、なぜかカゴのメンテナンスでピンク塗装の依頼が続きます。画像は総重量83gです。 |
長期間愛用してきた下記カゴでしたが、令和2年8月11日釣行時にラインと天秤との結束が甘く、天秤以下すべてロストしてしまいました。勿論すぐさま同仕様で予備も含めて2個製作しました。 |