@オモリ鋳造の準備 |
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鋳造枠の製作 |
10mm木板に2mmピアノ線(旋盤加工の際、旋盤取付用に使用、加工後は引き抜いて撤去)を垂直に立てて、内径20mm・高さ20mmのアルミパイプをピアノ線を中心として置いて、鉛を流し込んで円柱を製作し、旋盤での切削加工を予定しています。石膏等で円錐枠を作れれば切削手間が省けると思いますが、それ程の量産予定もなく、その技術も有りませんので・・・・。 |
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枠図面 |
使用しているイレクター(J−50BS)の採寸をして、概ねのサイズが決定しました。先端下部から20mmで外径直径が約20mmとなるようです。このことから当該部分の円錐の体積は2.09cm3となり、鉛の比重が1cm3=11.43ですので、23.92gの鉛重量となり、ワイヤー取付部であるピアノ線部分等を除いて概ね22.2gの6号負荷以上となるようです。また、この形状でイレクター内部は空洞になっていますので、中央部に肉盛りすることで9号・33g程度までの錘は製作可能と思われ、負荷を減少させたい場合は内部を切削することも可能です。 |
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材料の手配 |
必要な材料として、現在手元に無いのが内径20mmのアルミパイプでしたので、内径20mm・肉厚1mm・L=500mmのアルミパイプを見つけて、ネット通販により発注。素材の鉛は船釣り等で使わなくなった100号の錘が幾つかありますので、それを流用することとします。結局このアルミパイプは使用せず終わりました。 |
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完成型枠 |
当初の予定では、円柱状に鋳造して旋盤での切削による整形を考えておりましたが、切削部分が大きいため切削手間を簡略するため、石膏での型枠に変更することとして製作することとしました。 |
シャフト垂直を保持するため、ボール盤で垂直2mm穴加工をした木材15mmにシャフトを通し、センターに穴を開けた枠材(スプレー塗料のプラスチック蓋)を通し、イレクター先端部にシャフトを通して必要深さ(約24mm予定)に浮かび上がらないように固定し、石膏を流し込むこととしました。石膏型枠は5個程製作予定です。 |
画像左が当初に製作した型枠@ですが、型枠材料としては、当初石膏を考えておりましたが、ホームセンターで見つけた速乾セメント(水を加えて練り込むだけで約60分で硬化、せっかちな私にはうってつけ)なるものを使用しました。水加減により表面の仕上がりが変わってくるので、何度か挑戦しましたが、少し水分が多いくらいの方が仕上がりは綺麗になりました。しかしシャフトセンターの狂い(イレクター穴開けが正確さを欠き、妥協の産物となってしまいました)が生じたため旋盤加工で難儀しましたので、再度型枠となるイレクターセンター穴開けを慎重に行い、深さも18mm(6号目標)として右画像型枠A(これは、現在乾燥中でまだ使用していません)の製作となりました。 |
 
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