Back           ホバリングへの道は調整

ホバリングへの道は調整からとよく言われますが、まったくその通りでRCヘリコプターにおいてこの4ch固定ピッチ機ですら調整の仕方で浮上も操縦にも随分変化が生じてしまいます、血と油汗と妻の罵声から学んだことを、ほとんど参考にはなりませんが掲載してみます。もちろん私の間違い、思い違い、勘違いをお含みおきください。

調   整   箇   所

調     整     方     法

重心位置

両方のスタビライザーバーを両手の指にあげて、持ち上げたときにテールパイプが水平となるように調整(ほとんどの場合バッテリー位置の前後で調整することとなります)

スタビライザーの取付角度

水平とし、ウエイトは浮上が重要目的である最初の頃は安定性を重視する事となりますのでセットしておいたほうが無難です。浮上可能となった後はずした方が操作性が上がり操縦はらくでした。

ピニオンとメインギア

ピニオンギアとメインギアの隙間の調整は、きつすぎるとパワーロスによる飛行時間の低下や、モーターに掛かる負担が大きくなりモーターに損傷を与える結果となります。一般的には紙等を挟んで調整するようですが、私は、少し狭い状態から始めてメインローターを指で回してみて、モーターがスムーズに回転するところで決めています、また飛行時のギアの音で判断しており、離しすぎてのギアなめは問題外としてギア音がなるべく静かな所がベストセッテングと思われます。

リンク周辺

各ボールリンクの調整:純正品はサーボホーンはZリンクとなっていますが、私はボールリンクに変更しています。サーボからの動きを的確に伝えるために、すべてのボールリンクの接触部分をスムーズに動作するように調整する。通常のボールリンクトリマーでは大きすぎて使用不能ですので、私はかまわずボールリンクのメス側をオス側を入れた状態でラジオペンチで少しずつにぎにぎです。犠牲はつきものと覚悟して行ってください。

メインローター取付

メインローターの取付ボルトの調整:硬くも無く、ゆるゆるでも無く調整する。私は少し固めに取り付けて、メインローターを左右から引っ張りバランスを整えているだけです。よほどきつい場合とかゆるい場合を除き高速回転し遠心力により自動的に直線化しますから飛行にはほとんど影響が無いと思われます。メインローターに関して私の失敗ですが、一般にメインローターの販売は2枚セットですが、片方のローターが割れたので予備に購入しておいた別のセットの一枚を使用しましたが、飛行はするもののどうも変な振動が出て、コントロールが難しくなってしまいました。念のためその重量を計測すると、左右で0.2gほどの開きがありました。加えてトラッキングも多少ずれていました、同一メーカーのものでもセット以外のローターは重さも、取付角度も微妙に変わってきますので、使用は不可と考えたほうがいいです。

各舵のトリムの調整

私が一番神経を使うのはラダーの調整で、内臓ジャイロ(現在はE−SKY製受信機使用)のゲイン及びトリムは80%ほどで設定し、送信機側のトリムのみで調整を行っていますが、メインローターの回転を上げて行くと、浮上直前にテールが左右どちらかに振られますが、この振れを無くすることにより随分浮上させることに集中できるため楽になります。次にエルロンの調整を同様に浮上寸前の姿勢から調整します。前進・後退の調整は回転を上げたときに少し前進する程度にしています。

振動の有無の確認

最終チェックとして、飛行中の異常な振動は禁物です。上記各所の調整を行うと、ほとんど無振動で軽快な飛行が可能となるはずです。振動がある場合には振動の発生場所と思われる箇所を徹底的に究明することが大切で、これは機体及びモーター等の損傷を防ぐとともに操縦性にも大きく影響することとなるためです。その多くはメインローターを主とした回転部分の不具合の場合がほとんどですので、要チェックです。

操縦のコツ

あくまで私なりのコツですから、本気にしないでください。一番の難関は離陸時ですが、浮上時のメインブレードの回転状況を覚えておき、浮上直前からスロットルはなるべく一気に上げてしまう、どうしても最初はいくら小さいとは言え高回転に恐れおののき、恐る恐るスロットルを上げがちですが、浮上時は結構なパワーを必要としているためです(ウサギ飛びと言われる練習の必要性はこれだと思われます)。調整をし、振動の無い機体であればあっけないほど簡単に浮き上がるはずです(浮き上がってしまってからのコントロールの技術を習得してからです)。 二番目に私はメインローターに着色し、その回転面の傾きを見ながらコントロールしています。(ですからあまり高度は取れません)現在の傾きから次の姿勢を予見し、その次の姿勢をコントロールする操作に備えることにより随分楽に操縦可能となりますが、それもやはり練習に練習を重ねるしかないと言えます。

back