BACK    懐かしのEPコンセプト復活プロジェクト   20160603-

 私が最初に挑戦した電動ヘリです、すでに20年近くの年月が経過して、部屋の天井から吊り下げられていたものです。それも初期バージョンの言わば骨董品の部類に属するもので、現在インターネット検索でもヒット数はわずか、メーカーのHPでも後継機種が一部の部品が供給されているのみです。当時RCヘリコプターの経験・知識は全くのゼロ、飛ばせることなど出来るはずも有りませんでしたが、庭で一度だけ奇跡的に50cm程浮上した事があります、浮上時間は数秒、浮いた事に驚きスロットルを絞ってしまい、メインローターがテールパイプを叩いてしまった光景が今でも脳裏に残っています。この時私が手を出す代物では無いと、それ以降天井のオブジェと化していました。しかし、この所、ドローンで遊んでいても飛ぶのは当たり前、3Dに挑戦してはしゃぐほどの歳でもなく、ふと天井を見上げると埃まみれの無残な機体が目に入り、ケツホバながらなんとか日の目を見せてあげようと復活プロジェクト開始となりました。
 まずは分解・清掃とメカの取り外し。10年以上のたまりにたまった埃の除去となりましたが、埃を取って見ると意外にも壊れている部品は少なく、金属部品はさびてはいるものの十分に可動するようであまり手を掛けずに済みそうです。キャノピーは洗浄の後再塗装で簡単に復活。
 入手当時540ブラシモーターと重い7.2Vニッカドバッテリーで総重量は1.5kg近くあり、この組み合わせでは非力で飛ばすことの出来る人は電動ヘリの調整に精通した一部の人のみと噂されている程でした。しかし、現在モーターにしてもバッテリーにしても格段に進歩しています。モーターは強力なブラシレスモーターへ、バッテリーも高出力のリポバッテリーへと変化しています。もちろんモーターとバッテリー(7.2vニッカドバッテリーはすでにその寿命を終えてただの重しと化しています)は換装予定です。そのため分解も最小限に留めることとしましたが、メインローターシャフト周辺はガタの有無をチェックしたのみで、給油することでスムーズな動きが蘇えりました。リンケージも当時相当真面目に組み込んだと見られて修復する箇所は見つかりません。テール部分については欠けているテールローターとピッチスライダーの樹脂部品に損傷がみられたため交換、修理となりました。搭載メカは安全性を考慮して受信機は交換とし、サーボ・ジャイロはそのまま使用することとしました。
 私が今まで手掛けた電動へりは固定ピッチのメインローターと回転数の変化で制御するテールローターで、それぞれ独立したモーターの制御により構成されていましたが、この機体はメインローターはスロットルと連動してピッチが制御され、テールローターはベルト駆動方式でピッチの変化により制御するもので初体験となり、その設定調整に不安が残ります。

修理及び部品交換箇所

@金属スキッド 樹脂製スキッドへ交換 Gバッテリー リポ3S 35C 2200mAh
Aサーボホーン 新品と交換してガタ除去 Hブラシモーター ブラシレスモーター3500KV
Bテールピッチスライダー樹脂部品 金属製部品で補修 Iフタバ受信機40M帯 ダイナム受信機 27M帯
Cテールローター 新品75mmと交換 J純正ブラシアンプ ブラシレスアンプ50A BEC
Dテールピッチコントロール カーボンロッド2mmに変更 Kフタバ送信機40M帯 フタバ送信機 27M帯
Eキャノピー 再塗装と本体取付穴箇所変更    
Fテールフィン取付部品 結束バンド加工    

復活画像準備中

   
   
   
   
280619 手持ちの3Sリポバッテリー1250mAh-10C(これも相当古いものでかなり容量は低下している)を使用して、設定・調整を行います。アンプのセットアップを終えて、モーター配線をはずして各サーボの動作確認、古いながらもしっかりと動いています、ジャイロもモーター音が確認できましたのでこれ以上は飛行での調整となります。次にモーター交換による障害の有無を確認すると、新たなモーター取付穴の位置でギア同士に特に異常は感じられませんのでPASSとしました。次に浮上試験ですがピッチ設定を全域15%固定として、テールを持ってメインローター中域速(スロットル65%)でトラッキングの調整を行い回してみると浮上せず、ピッチ設定を20%にすると難なく浮上しましたが、バッテリー低下で着地となりました、この組み合わせで浮上することが確認できましたので、バッテリーを調達中です。この後ラダー・エルロンの調整を済ませば、何とかケツホバが見えてきました。
280626 リポバッテリーが調達できましたので、最終調整にはいりましたが苦戦しています、メインローターを装着しなければスロットル低速域、中速域、高速域のいずれでもメインシャフトはぶれる事無く機体に振動は出ませんが、いざメインローターを装着すると、中速域から大きな振動が発生して機体が躍り出す始末。メインローターの影響が考えられますので、メインローターの左右の微妙な重量バランスを取り、ローター取付ボルトの締め具合を左右均等に緩めに調整し、キャノピーを外してようやく大きな振動は治まりましたが、まだ少し残っておりこれで飛行とするには不安が残ります。これ以上の対策は・・・・。
280703 なんとも振動が気になるので、メインシャフト廻りのリンケージを再点検してみると、リンケージシャフトの1本に歪みがありました。取り外して歪みを除いて再度設置してみると、振動が幾分減少しました。